Playing Piano with No Speakers

寝待月のショー 冬の章

 

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「Playing Piano with No Speakers」
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寝待月のショー 冬の章-

  • 会場:STIMMER SAAL(スティマ・ザール)
  • 住所:滋賀県守山市勝部5-2-62
  • 日時:2015年12月8日(火)
  • 開場/19:00 開演/20:00
  • 前売 S席:8,000円(税込/限定20席) A席:5,000円(税込/限定80席)
  • 当日:6,500円(税込)

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渋谷慶一郎

1973年生まれ。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。

2002年にATAK設立。音楽レーベルとして国内外の先鋭的な電子音響作品をCDリリースするだけではなく、デザイン、ネットワークテクノロジー、映像など多様なクリエーターを擁し、精力的な活動を展開。

04年にリリースした自身初のソロアルバム『ATAK000 keiichiro shibuya』は音色とリズムにフォーカスした徹底的に緻密な構成と豊穣なサウンドにより「電子音楽の歴史のすべてを統べる完璧な作品」と評され評価を 決定的なものとした。現在までに作曲家・高橋悠治や複雑系研究/東京大学教授・池上高志らと分野を横断する共同作業を継続的に展開しており、池上高志とは 05年末に東京オペラシティ内のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で共同制作したサウンド・インスタレーション作品の発表と非線形物 理学の応用による変化と運動の音楽理論「第三項音楽」の研究発表/コンサートをおこなったの を皮切りに旺盛な活動を開始。音楽/科学を横断する本格的なコラボレーション として大きな注目を集めている。

06年には三次元立体音響とLEDを駆使したサウ ンド・インスタレーション作品『filmachine』を山口情報芸術センター[YCAM]で発表。07年にはそのCDバージョンとして音像の縦移動を含 む世界初のヘッドフォン専用・三次元立体音響CD『ATAK010 filmachine phonics』を発表。これら によって07年度アルスエレクトロニカ・デジタルミュージック部門でHonorary mention受賞。08年には世界最大のテクノロジーアートのフェスティバルであるトランスメディアーレ(ベルリン)で『filmachine』の発 表、及びコンサートをおこなう。 また、国際交通安全学会の依頼により歩行者横断用信号の音楽の作曲も手がけ実道実験をおこない大きな話題となった。09年にはヨーロッパ、アジア数カ国か ら日本に渡るATAK NIGHT4ツアーを刀根康尚、池田亮司、Pansonicらと共に行う。同年9月には初のピアノソロ・アルバム『ATAK015 for maria』を発表。 10年には相対性理論とのコラボレーションによるCD『アワーミュージック 相対性理論+渋谷慶一郎』を発表、iTune music storeで1位を記録。その後も荒川修作のドキュメンタリー映画の音楽、ドイツで開催されたテクノロジーアートのフェスティバルISEA2010に招聘 され、mumのチェリストHildur Guðnadóttirと コンサート、10月からスタートするドラマ「Spec」で音楽を担当するなど旺盛な活動を続ける。 11年は、フランス国内3ヶ所での『filmachine』の巡回ツアー、 モスクワでのイベント『LEXUS HYBRID ART』のオープニングアクトを担当。12年には「セイジ―陸の魚―」、「劇場版 SPEC~天~」、「はじまりの記憶 杉本博司」の3本の映画音楽を手がけ、それらがほぼ同時に上映され大きな話題を集めた。CDではそれらのサウンドトラックを含む4枚のアルバムをリリー ス、コン サートでは「ジョン・ケージ生誕100年記念コンサート One(X)」をプロデュー ス。また、世界初の映像とコンピュータ音響による人間不在のボーカロイド・オペラ 「THE END」をYCAMで初演、発表し大きな話題を呼んだ。13年5月、東京・渋谷のBunkamura・オーチャードホールにて、”THE END” 東京公演を開催。同年11月には、パリのシャトレ座にて “THE END”パリ公演を開催。三公演のチケットが即時にソールドアウトするなど大きな話題となった。また、同時にCD作品として “ATAK020 THE END” をソニーミュージック、およびソニーミュジック・フランスから発表。

14年4月、パリのパレ・ド・トーキョーで開催された現代美術家・杉本博司の個展に合わせて、杉本とのコラボレーション・コンサー ト”ETRANSIENT”公演を開催。個展で発表される杉本のインスタレーション3作品にも立体音響による音楽を作曲、提供した。同年10月には、昨年 THE ENDパリ公演を開催したシャトレ座にて、ピアノとコンピュータによるソロ・コンサートを開催した。

15年2月にはパリのパレ・ド・トーキョーでロボット学者・石黒浩とのコラボレーションにより人型アンドロイド・コウカロイドとの共演によるコン サート、デモンストレーションを行う。同年6月には、ボーカロイド・オペラ”THE END” のオランダ・ホーランドフェスティバルからの招聘により2日間に及ぶ公演を開催。また、パリのパレ・ド・トーキョーでパリ・オペラ座のダンサーたちとのコ ラボレーションによる公演「THE WAY OF THE RABBIT」に唯一の音楽家として参加。7月にはソニークラシカルより「ATAK022 Live In Paris Keiichiro Shiubya」を発表。9月には完全アンプラグドのピアノソロ・コンサート「Playing Piano with No Speakers」を2日連続で開催した。最近ではイタリアを代表するブランドであるエルメネジルド・ゼニアの「メイド・イン・ジャパン」プロジェクトの ために書き下ろしの楽曲を提供、同ブランド主催のイベントでもライブパフォーマンスを行うほか、キャンペーンのモデルもつとめた。10月にはTAE ASHIDAの2016年春夏コレクションのショー音楽を担当し、ライブ出演した。11月にはパリ・テアトルサブロンにおいてダンサー、コンテンポラリー アートとのコラボレーションによる公演が予定されており、12月には日本でのピアノソロによるコンサートツアーも控えている。

http://atak.jp